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2019.06.20

利用団体紹介「熊本交響楽団」

音楽でつながって54年の市民オーケストラ。

196511月に結成した熊本の市民オーケストラ「熊本交響楽団」。今年で結成54周年をむかえ、〝熊響〟の愛称で親しまれています。現在団員は150名前後。団員の職業は音楽の専門家をはじめ、会社員、弁護士、医者、公務員、主婦、学生など実にさまざまで、年齢も20歳前後から80歳を超える方まで所属しています。

定期的な練習は、毎週火曜日と金曜日に行われています。アマチュアオーケストラで平日に練習を行っている団体はとても珍しいようで、この週2回開催されている練習には毎回5060人の団員が集まるといいます。現在の練習は、県立劇場のリハーサル室などを借りて行われていますが、54年前の結成当初は、団員の会社の社屋ホールを使うなど、練習会場にとても苦労したという話が語り継がれています。

定期演奏会は、毎年春と秋の2回。今年の5月に開催された春の定期演奏会が107回を数え、結成当初から所属している団員代表である山﨑崇伸さんは、第1回から106回まで皆勤賞でした。

定期演奏会以外の活動も積極的に行っており、毎年1回八代市の中学3年生全員に向けて開催されている音楽教室は52回目を迎えました。この音楽教室は毎回月曜日に開催されるため、団員は仕事を休んで参加。県劇のネットワーク事業として、今年の秋には美里町での演奏会が予定されています。このような地域での演奏会は、ちょっとした旅行気分で楽しめると団員にも好評だといいます。お話を伺った梅田雄介さんは「来年は結成55周年を迎える節目の年です。著名な指揮者を招くなどプランを考えているところです。とにかく良い演奏をすれば、お客様はまた聴きに来ていただける。いつもその気持ちで挑んでいきたいと思います」と笑顔で締めくくりました。

常任理事 運営委員長
バストロンボーン奏者
梅田 雄介 [うめだ ゆうすけ]

 

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