FOYER（ホワイエ）は、フランス語で団らんの場、溜まり場という意味で、
劇場やホールでは、客席からエントランスの間の広い空間のことを指します。
開場前の待ち合わせや幕間の休憩などに使われ、いわば劇場の「広場」です。

性別や年齢、職業などに関係なく、お互いが、

「共に生きている」「共に支え合っている」

文化・芸術をとおして、その実感が分かち合えるような、地域の「広場」となるのが劇場の役割です。

アーティスト、それを裏で支えるスタッフ、そして観客が、
同じ空間で明確な線引きがなく、あいまいな関係性でつながり、そこにいる人々全員が参加する空間。

それが「広場」であり、舞台上でリアルタイムに生まれる感動や喜びは「広場」としての劇場でしか味わえないものです。

「ほわいえ」はこの「広場」に集まる人々の〝人間らしさ″にフォーカスし、それぞれの思いを届けるものです。

つながる、ひろがる、あつまるをキーワードに、これまで以上に県民との双方向のコミュニケーションを深めながら、さまざまな劇場情報を発信していきます。