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2021.12.20

自主事業ハイライト「アートキャラバンくまもとスペシャル~第一部トークセッション~」

アートキャラバンくまもとスペシャル

 第一部:トークセッション
「流域から流域へ―人吉・球磨地方の風土を考える」

 熊本県立劇場が熊本地震直後から取り組んできたこころの復興支援事業「アートキャラバンくまもと」。震災から5年目を迎える今年、その集大成となる舞台公演を予定していましたが、その最中に新型コロナウイルスの感染拡大。さらにコロナ禍の中で2020(令和2)7月に発生した豪雨災害で、人吉・球磨地方は甚大な被害を受けました。県立劇場が掲げる「共生の劇場」の真価が問われていると痛感し、これまで取り組んできた「アートキャラバンくまもと」を人吉・球磨地方の心の復興に結集。1114日、県知事の蒲島郁夫氏、この地域との縁が深い建築家の隈研吾氏、熊本出身の映画監督、行定勲氏を招き、県立劇場館長の姜尚中がモデレーターを務め、人吉駅構内でトークセッションを開催しました。開催当日は登壇者が地域の人と交流しながら「まちあるき」を行いました。トークセッションとまちあるきの模様は県劇公式YouTubeチャンネルで配信予定です。


(まちあるきでは、地域の人たちとの笑顔の交流が印象的だった)

第二部:復興祈念パフォーマンス
「水と火と木、そして再生の物語」

 熊本地震から5年。災害からの復興をテーマに、火の国熊本の過去から現在にいたるまでの時の流れと変容する風景を、演劇と映像、そしてコンテンポラリーダンスで表現する復興祈念パフォーマンス作品を創作。クリエイティブチームに行定勲監督と、日本を代表するコンテンポラリーダンスカンパニー「ニブロール」主宰の矢内原美邦氏を迎え、2022(令和4)312日公演に向けて制作が進められています。表現の核となるバックダンサーは、オーディションによって選ばれた熊本を中心に九州在住の6人。それぞれに震災の時に抱いた思いを胸に、公演に向けた稽古に参加しています。舞台上でどのような表現が繰り広げられるのか、期待が高まります。 

 ◎TKUにて放送予定
トークセッション
日時 20211230日(木)17151810
※県劇YouTubeチャンネルにて後日配信予定

◎公演情報
水と火と木、そして再生の物語
日時 2022年3月12日(土)
会場 熊本県立劇場 演劇ホール
※観覧無料(要事前申し込み)

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