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2024.09.20

【県立劇場ギャラリー】 THE KUMAMOTO マナブ間部

熊本県立劇場演劇ホールに下がる緞帳と、同じテーマで制作された絵画が劇場のどこに展示されているか、皆さんはご存知でしょうか。

熊本県宇土郡不知火町(現・宇城市)出身で、ブラジルを代表する抽象画家、 マナブ間部 (1924~1997)は「熊本の風土-火と水と大地とそこに生きる人々のエネルギー」をテーマに2点の絵画を制作しました。緞帳の原画は利用者の方が普段立ち入ることが難しい特別会議室に、そしてもうひとつは1階モール (通路)に飾られています。
マナブ間部は、10歳の時に一家でブラジルに移住。18歳で画家を志し、1959年にはサンパウロ・ビエンナーレ展で国内大賞、パリ青年ビエンナーレ展で留学賞と最高賞を受賞。相次ぐ受賞に、米国のタイム誌が特集を組むなど世界的 な画家として知られるようになり、ブラジルのピカソとも呼ばれました。

普段何気なく通り過ぎるだけのモールにも、さまざまな芸術作品が並んでいます。時には足を止め、コーヒーなどお好きなお飲み物を片手に、舞台芸術とはまた違うアートに浸ってみるのはいかがでしょうか。

マナブ間部(1924-1997) 1982年絵画

 

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