2022.04.15
特集「40周年の県立劇場へのメッセージ:平田オリザ」
県立劇場40年の歴史の中で、コンサートホール、演劇ホール、それぞれのホールの舞台上には数えきれない感動の場面が生まれました。その場面をつくりだしてきたアーティストの方々から40周年を迎えた県劇へ、あたたかいメッセージをいただきましたのでご紹介します。
公演やワークショップ以外にも、劇作家大会やステージラボ(日本中の公共ホールのスタッフ向けの研修講座)など熊本県立劇場さんについては様々な記憶がよみがえってきます。
しかし、なんと言っても一番の思い出は『隣にいても一人』の滞在制作でした。オーディションから長期にわたる稽古まで、熊本に長く滞在することで多くの演劇人と知り合い、今もその交流は続いています。
四十周年ということは、私は、もうその半分以上の歴史に関わってきたということですね。これからもよろしくお願いします。
ⒸT.Aoki
平田 オリザ[ひらた おりざ]
劇作家・演出家