2022.03.05
『水と火と木、そして再生の物語』選抜ダンサー「鹿間れいあ」インタビュー
熊本地震復興5年事業 アートキャラバンくまもとスペシャル『水と火と木、そして再生の物語』を3月12日(土)に開催します。公演開催に先駆けて、稽古中のオーディション選抜ダンサーへのインタビューを実施しました。
応募のきっかけは?
私は現在バレエスタジオの講師として、クラシックバレエやジャズダンス、コンテンポラリーダンスを教えています。振り付けや作品を作ってる中で、自分自身の踊りの経験がまだまだ少ないので、今回の舞台をとおして振り付けや構成を勉強し、自分の実力を向上させたいという思いで応募しました。
この舞台で表現したいことは?
熊本地震の時は高校生でした。私は京都のバレエ専門学校に通っていて、ちょうどこの熊本県立劇場でバレエの発表会が予定されていて、京都から熊本に帰ってる時に地震がありました。すでに大阪まで移動していたので、途中で引き返して、お金もなく、そのまま京都駅で朝まで過ごしました。当然発表会も延期になったんですが、当時自分の家族もすごいつらい思いをしていて。気持ちがわかってあげれないわけじゃないけど、自分が経験していない分、今回この舞台で気持ちを表現できたらなと思います。
鹿間 れいあ(しかま れいあ)
6歳の時フィギュアスケートを始める。
小学5年生でフィギュアスケートを辞め、バレエを始める。
2014年 NAMUEクラシックバレエコンクール熊本大会9位入賞。
2015年 北九州アジア全国舞踊コンクール準入賞。
2016年 元劇団四季ダンサー蔡暁強の舞台に出演。
2017年 京都バレエ専門学校コンテンポラリー作品優秀賞受賞。
2021年6月 レイDANCE STUDIOの教師となる。
2021年8月 山口国際ダンスコンペティションコンテンポラリー団体部門優勝。
2021年12月 火の国くまもと洋舞コンクールコンテンポラリー団体部門準優勝。