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2025.09.20

特集 熊本県芸術文化祭オープニングステージ『はじまり はじまり~県劇舞台づくり学校~』クリエイション日記

Special feature 熊本県芸術文化祭オープニングステージ
はじまり はじまり ~県劇舞台づくり学校~ クリエイション日記

熊本県芸術文化祭の幕開けを華やかに飾る「熊本県芸術文化祭オープニングステージ」。
第67回となる今回は、新井良二さんの絵本『はじまり はじまり』を原案に、ダンス作品を上演しました。
今年の春、熊本県内から参加者を公募し、集まったのは学生クリエイター23名、こどもパフォーマー18名。学生クリエイターが舞台で使う音楽や映像、出演者の衣裳を、小学生のこどもパフォーマーが自分たちが着る衣裳とダンスを作り、みんなで力をあわせてひとつのダンス作品を創作しました。舞台のタイトルは『はじまり はじまり ~県劇舞台づくり学校~』。
今回はそのクリエイションの様子をお届けします。

学生クリエイター 開校式
2025年6月7日(土)

はじめに、すべての学生クリエイターが集まり、開校式が行われました。参加者と先生の紹介からスタートし、参加者たちは実際に子応援を行う演劇ホールに移動、下見を行います。客席と舞台上から、まっさらな会場を見学し、その広さに圧倒される参加者たち。その後、各セクションの先生から、この舞台づくり学校で取り組むことが紹介され、全員で各セクションのクリエイションを体験しました。

学生クリエイター クリエイション
2025年6月8日(日)~

翌日からは音楽・映像・衣裳の3セクションに分かれ、クリエイションがスタート。先生からのレクチャーを受けながら、各セクションで試行錯誤が始まりました。

各セクションごとにチームで相談しながらイメージを形にしていきました

こどもパフォーマー 開校式
2025年7月13日(日)

学生クリエイターたちの活動がすすむ中、7月13日にはこどもパフォーマーの開校式を実施しました。はじめて顔をあわせる小学生たち。ダンサーの古家優里さんと仁科幸さんによる歓迎のダンスを緊張の面持ちで観る参加者たちでしたが、名前を呼びあうゲームでぐっと距離が近くなりました。その後、舞台づくりについての説明を受け、後半は、「もし食べ物がキャラクターだったら?」をテーマに、好きな食べ物や嫌いな食べ物について考えました。色や着ている服、必殺技などを楽しく絵や言葉にしていきます。このクリエイションがその後の自分のダンスや衣裳つくりのベースになっていきました。

こどもパフォーマーの衣裳づくりの最終日には、ランウェイを歩くファッションショーも!

こどもパフォーマー クリエイション
2025年7月20日(日)~

開校式の翌週からは、クリエイションのスタート。まずは体を楽しく動かし、衣裳をつくる中で、仲を深めていきました。その後は課題の振付を覚えたり、自分のパートの振付をつくったり、本格的なダンスの創作に入っていきました。

総合演出の古家さんと一緒に、笑顔いっぱいでクリエイションに取り組みました!

この夏は、学生クリエイターやこどもパフォーマーが毎週のように県劇に集まり、たくさんのひらめきを持ち寄って、ひとつのダンス作品を完成させました。公演本番は9月21日。この季刊誌が発刊される頃には、すでに終了しています。いったいどんな作品に仕上がったのか—詳細は次号でたっぷりご紹介します!

 

 

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