2025.03.20
【利用団体公演レポート】認定こども園仁愛幼育園 令和6年度たのしい発表会

認定こども園仁愛幼育園 令和6年度たのしい発表会
2025年1月26日(日)熊本県立劇場演劇ホール
穏やかな晴天が広がるうららかな冬の日、熊本県立劇場演劇ホールに弾むような愛らしい声が響きます。声の主は熊本市南区の認定こども園「仁愛幼育園」(社会福祉法人仁愛園・徳永寛子理事長)の園児たち。年に一度の発表会として合唱やミュージカル、舞踊などを披露しました。

今年で創立61年目を迎える同園には0~5歳の約290名が通園。「あそぼう!まなぼう!やってみよう!」をテーマに、園生活を通して豊かに感じる心や自分で考えて行動できる力を育んでいます。毎年恒例の発表会は約30年にわたって熊本県立劇場で実施。伊形けい子園長はその理由を「発表会は学びの機会のひとつ。熊本の文化芸術の拠点施設である県立劇場は”本物”を学ぶことのできる貴重な場所です」と話します。また、「本物のアーティストと同じ舞台を踏むことにも大きな意義があります。音響や舞台装置などのプロが園児たちを一人の出演者として尊重して接してくれるので自己表現の自信が付くようです」とも。
舞台に上がった園児たちは緊張の面持ちながらも、全身で表現する楽しさを満喫している様子。ミュージカル「白雪姫」でおばあさん役を演じた秋吉瑠璃さんは「終わってもドキドキしているけど、うまくできたからうれしい!」と弾む声で教えてくれました。
