2023.06.15
自主事業ハイライト アウトリーチ事業を担う演奏家を募集します
県立劇場では、小中学校や福祉施設などへ演奏家を派遣し、音楽の出前授業を実施する「演奏家派遣アウトリーチ事業」を実施しています。本事業を担う演奏家を募集いたします。
◆応募条件
【対象】九州在住または熊本県出身で演奏活動を行っている演奏家
【部門】①声楽 ②ピアノ ③弦楽器 ④管楽器 ⑤打楽器 ⑥邦楽器
【年齢】2024年4月1日現在で、満18歳以上40歳まで
【条件】
※電子楽器は対象外とします。
※持ち運びが可能な楽器(ピアノを除く)であること。
※研修(2024年1月および2月を予定)に参加できること。
※アウトリーチ実施会場(県内の小中学校等)に自家用車等で移動できること。
※2次選考合格者は4人以内を予定しています。
◆選考方法・日程
[1次選考]参加申込書ならびに音源による書類審査
締切/2023年8月31日(木)必着
※結果は9月中旬までに文書で通知。
[2次選考]1次選考合格者を対象としたオーディション
日時/2023年11月9日(木)
会場/県立劇場 第1練習室(予定)
◆応募方法
応募者は、6ヶ月以内に録音した音源をDropboxまたはYouTube(限定公開)にアップロードし、所定の方法でご提出ください。
2021・2022年度 登録アーティスト
小路永 和奈さん(箏奏者)
県立劇場のアウトリーチ事業のことは以前から知っていて興味がありました。機会があればチャレンジしたいと思っていたところ、2021年度からの募集で邦楽器が初めて加わったのですぐに応募しました。
アウトリーチ事業で出前授業を提供するのは、小学1年生から中学3年生までの幅広い子どもたちです。授業の中での曲の組み立て、構成を考えた上で、それぞれの年齢に合わせて「なに」を「どう」伝えていくのか、伝え方を工夫することが求められ、そこが苦労した点であり、同時に楽しい点でもありました。子どもたちの反応はとても素直で、生の箏演奏を聴いてもらう機会が、私にとってもとても貴重な体験になりました。授業を受けた子たちの一人でも「箏をはじめたい」と思ってくれたらとてもうれしいです。アウトリーチ事業を経験したことで、自分自身の演奏会でも伝え方を意識するようになり、とても良い刺激になっています。