2024.09.20
【観劇マナー】THEATER MANNER 前のめり
劇場は「音楽の世界にどっぷり浸かりたい」「演劇をこころゆくまで楽しみたい」「子どもの成長を見届けたい」など、さまざまな目的で、さまざまな人が集まる場所です。 みなさんが気持ち良く観劇できる環境を整えることが劇場としての役割ですが、公演にいらっしゃるみなさんにも守っていただきたい、知っていただきたいマナーがあります。このコラムでは、観劇のマナーをご紹介します。
座席に着いたら、背もたれに深く座って
前のめりに気をつけて
劇場の座席はどこに座ってもステージが見やすいように、段差をつくるなどの配慮が施されています。座席に着いたら、背もたれに深く背中をつけるようにお座りください。そうすることで、ステージが見やすくなるように設計されています。時に公演中に夢中になって身を乗り出してしまいそうになったりすることもありそうですが、ここで注意が必要です。前のめりになると、後ろの座席の人がステージを見づらくなってしまうのです。同様に、後ろの人への配慮として、高さや幅のある帽子は座席に着いたら脱ぐようにしましょう。ホール内にいる人たちは、みなさん公演を楽しみにされている人たちです。一人ひとりのちょっとした配慮で、素晴らしい時間がすごせるはずです。