2024.06.20
【県劇NEWS】はじめまして、光庭文庫です
はじめまして、光庭文庫です
2024年3月、熊本県立劇場に図書閲覧コーナー「光庭(ひかりにわ)文庫」がオープンしました。
このコーナーの名前の由来になった「光庭」とは、採光を目的に設置された小さな庭のこと。県劇の東西を貫くモールにある、ガラスで覆われた吹き抜けの空間を指します。その横の休憩スペースに、音楽や演劇、ダンスなど、舞台芸術に関する書籍やキッズ向けの絵本を並べ、劇場へお越しいただいた皆さんが自由に手に取ってご覧いただけるようになりました。月によって少しずつラインアップを入れ替えている本は、劇場ならではの“あるアイテム”を使ってディスプレイ。その答えは本と一緒に平置きしているパネルの中でご紹介しています。劇場外 のベンチで本を読みたくなる日もあるかもしれませんが貸出は行っておりませんので、本は持ち出さずに光庭文庫のスペースでお楽しみください。
時間帯や天気、また季節によって、明るかったり少し薄暗かったり、その時々の光がこの光庭文庫の空間に差し込み、二度と同じ光になることはありません。ずっと眺めていたくなるようなこの場所が、コンサートが始まる前や練習室利用の合間、ときには何の用事がなくても、気軽に立ち寄り、心安らぐ空間になることを願って、光庭文庫は誕生しました。柔らかい自然光が差し込む空間でゆっくりと読書を楽しみながら、県劇での楽しい時間をお過ごしください。