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2024.06.20

利用団体レポート 熊本交響楽団 第114回 熊響定期演奏会

2024年5月12日(日)
熊本県立劇場コンサートホール

1965年11月に結成した 「熊本交響楽団」。結成からもうすぐ60年を迎える市民オーケス トラは、毎年春と秋の2回、定期演奏会を開いています。「熊響 (くまきょう)」の愛称で親しま れるオーケストラには、音楽の専門家をはじめ、会社員、主婦、学生と、所属する顔ぶれはさまざまです。
新緑が生い茂る5月、114 回を数える定期演奏会は熊本県立劇場コンサートホールで開催され、あいにくの雨模様にも関わらず、多くの聴衆が集まりました。今回のプログラムは、ゲストとして招いた元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ヴィオ ラ奏者のマリオ・カルヴァン氏にちなんでウィーンに縁のある作曲家の楽曲で構成。オープニングでは、プログラムにはなかったリヒャルト・シュトラウスの「ウィーン・フィルハーモニーのためのファンファーレ」が演奏されるサプライズ演出も。次に演奏されたのは、モーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」。休憩をはさんだ後半には、ブルックナーの「交響曲第7番」。団員20年目のヴァイオリン中山文さんは「ブ ルックナーの曲は強弱が激しく、複雑で劇的な展開です。とても難しい曲でしたが、演奏を終えて達成感がありました」とコメント。今回のプログラムは、難しい曲へのチャレンジでもあったようです。
7月には後援会に向けたサロンコンサート、9月には八代市民音楽教室、そして11月の秋の定期演奏会が控えており、毎週2回の練習会に力が入っています。
指揮:松井慶太
ヴィオラ独奏:マリオ・カルヴァン
ヴァイオリン独奏: 黒葛原 康子

ブルックナーの大曲に挑戦した

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